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電磁ノイズ障害とは
電子機器に外部から強力な電磁波が加わると、回路に不要な電流が誘導され、意図しない動作を引き起こしたり、本来の動作を妨げる場合があります。
外部から加わるエネルギーが強力なときは、電子機器が破壊されることもあります。
外部から加わるエネルギーが小さくとも、放送や通信に使う電波に混入した場合は、放送や通信の電波の弱い場所では受信ができなくなったり、音声に異音が入ったり、映像が乱れたりします。このような外部の電磁波による障害を、電磁ノイズ障害と呼び、障害を与える電磁波を電磁ノイズ(以下ノイズ)と呼ぶことにします。
ノイズは様々な電子機器に障害を与えます。また、発生源もさまざまです。
ある機器(例えば洗濯機や冷蔵庫など)には全く障害を与えないノイズも、別の機器(例えばAMラジオなど)には甚大な影響を与えることもあります。
             
電子機器の密集に伴うノイズ問題の変化
私たちの身の回りで使われる電子機器の密度が増え、また、それぞれの電子機器が高性能化するにつれて、ノイズ障害の内容や程度は変化してきています。
例えば、デジタル回路が普及する1970年以前では無線通信機同士の干渉(混信など)が問題になっていましたが、パーソナルコンピュータなどの家庭用デジタル機器が普及すると、これらの機器から発生する電波によりラジオやテレビの受信が障害を受けることが問題となりました。
一般に電子機器の密度が増えると、加害者と被害者の間の距離が縮まるので、ノイズ障害の程度が大きくなります。
また、電子機器の性能が上がると、回路の動作周波数が高まり、より高周波のノイズが発生するため、影響の出る周波数範囲が拡大します。
一方で、電子機器の省電力化によって低電圧で動作する回路が増加しており、これにより、エネルギーの小さなノイズであっても影響が出ることが多くなっています。
電子機器の高密度化、高性能化、小型化は今後もいっそう進むと思われますので、ノイズ障害はより深刻になると考えられます。

   
電子機器の自家中毒
電子機器に外部からノイズが加わらなくとも、ノイズ障害が発生する場合があります。電子機器内の一部の回路が発生するノイズが元で、他の部分の回路が障害を受けるもので、イントラシステムEMCと呼ばれています。例えば、携帯電話にデジタル回路を内蔵する場合では、デジタル回路のノイズが携帯電話の受信性能を劣化させる(受信感度を低下させる)場合があります。
このような場合には、一般のノイズ障害に比べてノイズの発生源と被害者の間の距離が極端に小さくなりますので、障害も深刻になります。



波動エンジンとは
波動エンジンは汚れた商用電源からエネルギーのみを受け取り、そこから純粋な電気を丸ごと再生産する画期的「波動融合技術」という独自の手法を確立しました。
これが、クリーンでエネルギッシュな理想電源が得られる商品なのです。
電源ループを経由して家庭用電源から入ってくる外来ノイズは、アンプの暗騒音レベルを押し上げて静寂感を損ないます。
 
 
特にコモンモードノイズは音声信号に影響を与え、音像の大きさと定位を不安定なものとして臨場感までもあいまいなものにしてしまいます。
本機では独自のアイソレーション機能により暗騒音レベルを押さえ、真空管アンプ特有の静寂感を維持しています。

各家庭で使用している一般電気製品のほとんどは、整流回路により交流電源を直流に変換して内部回路を動作させます。
整流負荷の電流は、図Aのようにパルス上の波形で電圧波形(正弦波)の頂上付近で瞬間的に大きな電流が流れます。
このため電圧波形は、図Bのように電流の流れる頂上部分だけ電圧値が下がった、頭のつぶれた変形波形になってしまいます。
頭がつぶれた波形は、下図のように不要高調波成分を多く含んでいます。
この高調波成分が電源回路からアンプの増幅回路に侵入して信号と干渉、「混変調ひずみ」を発生し音質を阻害します。
  
この変形した波形もHDE-A14Jを通すことにより、可聴帯域内の不要高調波成分はほとんど排除され、図Cのようにきれいな正弦波に生まれ変わります。



超高性能動態適応型3次元ノイズ分離プロセッサー「波動炉心」搭載
重要なノイズ分離プロセッサーには大電力容量の超弩級トロイダル型「波動炉心」を使用しました。これは、ドーナツ状のコアに太い銅線を捲いてゆくため、非常にインピーダンスが低く、変換効率が極めて高い優れた装置です。
  

コイル間の静電容量を極限まで抑え、コモンモードノイズを−146dB以上減衰させます。
独自の三重シールド構造などにより広帯域にノイズを減衰させます。
コイル−ケース間の特殊絶縁構造により、低漏れ電流を実現。
一次、二次が対称になっている為、双方向のノイズを減衰させます。



業界初の積層型エネルギー変換式ノイズ除去裝置「波動副炉心」、
高周波対称式ノイズ処理回路「波動融合器」導入

「波動浄化」と呼ぶ超高性能ノイズ除去方式、広帯域減衰力、低漏れ電流、双方向性シルードなど特性によって、可聴域の20〜20KHzから4G以上の超高周波数領域まで、業界随一のコモンモード、ノーマルモードノイズ信号対雑音比を持ちます。
デジタル機器などからのノイズ成分や外部雑音を一切よせつけない、優れた妨害排除能力を備えています。



直流成分減衰機能
電気の劣化を改善し、気になるノイズ感を減らします。




ホスピタル・グレードの3Pコンセント装備
                                           

AC出力端子は、ホスピタル・グレードの3Pコンセントをリアパネル側3個装備、CDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプなど、合計消費電力4000VAまでのAV機器を任意に接続して給電することができます。
また各端子の出力インピーダンス差を少なくし、どの端子に接続しても音質差が生じないように、同一条件で動作するように設計しています。



ソフトスターター
電源投入時の過大突入電流から、大切なオーディオ機器のダメージを防ぎます。
                   
真空管のフィラメントは起動時の温度が低いと数倍の突入電流が流れます。
この電流の繰り返しで徐々に真空管の寿命は短くなり、ついにはフィラメントが断線してしまいます。
さらに真空管が立ち上がるまでの数秒間は陽極電流が流れないため、高圧回路の電圧は上昇し真空管やコンデンサーにダメージを与えます。
本機ではソフトスタート機能によりアンプの立ち上がり時間を数秒かけて穏やかに立ち上げ、突入電流や陽極電流の上昇を防いでいます。



20mm!超高剛性のアルミ合金面板使用
ボディ剛性を高める一つの要素としてフロントフェイスパネルの素材も見直しました。
 
 



筐体剛性大幅向上
ボディは専用品を新たに開発しました。それは素材の見直しから始まり、細部の構造変更、そして大きなレインフォースの新設まで行っております。
素材に関しては4mmボディアルミ合金板単体の強度だけでも市販品比33%の剛性アップが可能なものを選択。
その他レインフォースの追加やボディ構造の細かな見直しを施した専用ボディは、振動はもとよりネジレに対する剛性も大幅に引き上げることができました。



不要なノイズを排除するファンレス設計
機器に搭載されるクーリングファンは同時にノイズの発生源となり、音質を損なう原因となります。
波動エンジンは高機能を実現しながらもファンレス設計を実現。ファンノイズのない快適なリスニング環境を提供します。
 

 

 

 

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